夏のホラー2017の参加作品です。

廃園された裏野ドリームランドの近くに引っ越してきたアタシは、たびたび「ポチャン」という音を耳にする。果たしてその正体は…。

忘れられた旧い支配者たち。
語り継ぐべき奴隷たちすら食い尽くし、支配者たちは眠りに落とされた。
時を越え、揺り起こされた支配者は無駄と知ってか知らずか餓えを満たそうとする。
目覚めたその地はカダスカンパニーのドリームランド。
院不澄(いんすまず)の姉弟を巻き込んで水底の妖鼠の鳴き声が轟く。
狂言回しは探偵・中聖子陽子、果たして狂言に踊らされずに物語を走りきれるのか？
ママチャリ日本一周作者の“フィクション”小説。この物語には真実は何一つございません。

「ねえ、知ってる？　眠れない夜は、桃色のペンでうさぎを描いてから枕の下に入れて眠ってごらん。びっくりするくらいよく眠れるんだって」

最近流行りのおまじないを試してみる主人公たち。彼女たちは、そんな子どもだましの「おまじない」に頼るくらい追い詰められている。

母親に虐待され、恋人に捨てられ、友人に裏切られ。

そんな傷ついた主人公たちを、桃色のうさぎは決して拒んだりはしない。桃色のうさぎは、絶対に助けてくれる。彼女たちが、自分自身を取り戻すまで。


※この作品はアルファポリスにも投稿しております。

高橋大地の所属するオカルト研究会に一通の手紙が届いた。

部長の大野と共に手紙に書かれた“裏野ドリームランド”について調べ始めた高橋達は隣町にある裏野ドリームランドの周囲で警察すらも気づいて居ない数多くの失踪事件等が起きている事に気づき裏野ドリームランドを調べることに決めるが、その決断を後悔する事になる。

もう、誰も帰れない……

すでに廃園となった遊園地、『裏野ドリームランド』。そこには各アトラクションに纏わる奇妙な噂が広がっていた。

ある日、探偵である朝陽輝（アサヒ　ヒカル)のもとにやってきた、奇妙な依頼人、夜中迷（ヨナカ　マヨイ)。
　彼女からの依頼で『裏野ドリームランド』の噂の謎を検証することになった朝陽探偵は、捜査資料として古いビデオカメラを預かる。

　そのカメラに映されていたのは、実際に『裏野ドリームランド』で撮影されたと思われる、戦慄の一夜だった……。

　☆★☆

　探偵✕ホラー✕コメディで、奇妙で薄ら寒い夜をお過ごしください！

　
　ホラーコメディお好きな方は、こちらも宜しくお願いします！
　ホラーコメディ「パーソナリティは七春さんですよ！」http://ncode.syosetu.com/n7049ct/

その日、僕達は廃園になった遊園地に、肝試しを兼ねて向かった。

海外から帰国した社長
彼を待ち受けるのはとんでもない内容の電話であった


今まで書いた小説のまとめみたいなものです
そちらから読んで頂ければと思います

　裏野ドリームランドがまだ廃園になっていなかった頃、アクアツアーに参加すると時々、見たこともない奇妙な生物が見られると結構な評判だった。
　私は怖い物見たさに何度も足を運んだけれど、一度も見られなかった……。
　

彼がいつから存在するのか、知る者は今や、いない。
彼を生み出した両親と呼べる存在がいたのかどうかも含め、全く判断の付かない疑問である。
彼もまた、気付けばそこにいたのではないだろうか。
そう、彼はある日気付けばそこにいた。
ある日彼は、偶然見かけたジェットコースターに見入ってしまい、アレを破壊するべく正面から戦いを挑んだのである。
これは、一戦士の戦いの記録である。

裏野産半魚人、一丁あがり！

警始庁捜査一課の刑事、髭宮(ひげみや)と、その部下、小早川(こばやかわ)の活躍を描く。

髭宮は、鑑識の美人、冴樹(さえき)をデートに誘うが、ドタキャンされる。
仕方なく暇そうだった小早川と廃墟遊園地で行われる謎解きツアーに参加することに。
しかしそこでは、前代未聞な殺人事件が繰り広げられていた…。

手軽に読めます。
寝る前に読んでも寝られます。
2017のホラー作品はもう一つ投稿予定なので、そちらも是非よろしくお願いします。

その選択、本当に自分の意思ですか？

アキラ君は異質性を放っている。ある時期から彼は変わった。気にしないように努めていたのだけど、ある日僕は鏡像人間という都市伝説を知って…

「じょ、冗談じゃねぇ......」
雑誌編集者からの依頼を受けてしまったことによってしがないルポライター吉田が遭遇する恐怖の数々...
(あまり、怖くないかも知れません...)

それは、夢だったのだろうか。
それとも、真にあった出来事なのだろうか。
今ではもう、分からない。
けれど、あの夏の日の事は、今でも鮮明に覚えている。
それは、とある暑い日の事だった。

『夏のホラー2017』参加作品。

遊園地でのお仕事にも、いろいろなものがあるんです。

　とある街で営業している巨大テーマパーク『裏野ドリームランド』。
　そこには数年前から『奇妙なウワサ』があるという。

　「子供が行方不明になる遊園地」
　「ジェットコ―スターの事故」
　「謎の生き物がいるアクアツアー」
　「人格が変わるミラーハウス」
　「ドリームキャスルの拷問部屋」
　「勝手に動き出すメリーゴーランド」
　「観覧車から聞こえる声」

　だから「この話」は、その数ある「ウワサ」の一つに過ぎないのだろう。
　悪意や恐怖の混じった「ウワサ」でしかないのだろう。
　「ウワサ」は結局のところ「ウワサ」のまま。「真相」は誰にも分からない。
　
　この物語が、例え本当にあった「事実」だったとしても。

　※これは『夏のホラー2017』参加作品です。

ナイトパレードの人ごみの中を逆行する少女がいる。
はぐれた妹を探す少女は、案内人の女性に連れられて、夜の裏野ドリームランドの不思議な光景を目の当たりにする。

4人の中学生が向かったのは、子供が消えると噂の遊園地。

廃園になった遊園地に忍び込んだ4人。

どうします？そこで。

カタチを持たないバケモノに出会ったら。

極々平凡な人生を歩んできた俺は明日に重要なミッションを抱えていた。
そう、オフ会だ。
そんな大事な日を前に、俺の手元には未来日記のお試し版があった。
その未来日記の予想した内容がとんでもなく妙な内容で俺は明日どうなってしまうのだろう。