子供たちの間で語り継がれている怪談、それは降霊術。
　試してしまった少女たち。

　『夏のホラー2017』参加作品。

夏のホラー2017投稿作品であり、私にとっての初投稿です。
小説初心者ですがよろしくお願いします。
(関連アトラクションが観覧車なのはこの作品の途中で登場しているからです。本編の関係に直接つながるものではありません)

解体工として、一流と呼ばれる仕事を極めたいと、日々、努力を重ねる主人公 角田 鉄治が、廃園になった遊園地の解体現場にて体験したホラーです

どうぞ お楽しみ下さい。

高校二年生の遠野美咲は、親友・平川雪子の死を受け入れられなかった。
彼女は通夜を欠席し、雪子が探っていた『裏野ドリームランドの入れ替わり事件』の現場である、ミラーハウスへと向かった。
そこには死んだと聞かされた雪子の姿があり、誘われるがままに美咲はミラーハウスの中へと足を踏み入れるのだった。

※夏のホラー2017、参加作品です。

東京から、故郷の北九州に帰ってきた失意の警備員が深夜のジェット・コースターで悪戦苦闘。

警始庁捜査一課の刑事、髭宮(ひげみや)と、その部下、小早川(こばやかわ)の活躍を描く。

髭宮は、鑑識の美人、冴樹(さえき)をデートに誘うが、ドタキャンされる。
仕方なく暇そうだった小早川と廃墟遊園地で行われる謎解きツアーに参加することに。
しかしそこでは、前代未聞な殺人事件が繰り広げられていた…。

手軽に読めます。
寝る前に読んでも寝られます。
2017のホラー作品はもう一つ投稿予定なので、そちらも是非よろしくお願いします。

「遊園地児童集団失踪事件」を知っているだろうか。

昭和の時代、とある遊園地で起きたいわゆる「神隠し」に類する事件だ。

この企画を見て、つい思い出してしまったので、ここに書き記しておく。

「ね～んねんころりよ～」

女は歌いながら観覧車を目指した。ただ呼ばれた気がしたから。

我が儘な彼女に振り回され続けた大輔。いい加減、どうにかしないとと思いつつも、ほぼ惰性で付き合い続けていた。彼女には浮気相手がいると知っても。あの日、無理矢理彼女に廃遊園地へと連れて行かれなければ俺は。今でも彼女の便利なATMをやっていたんだと思う。

おとなりのおじちゃんが、たのしいところだよって、おしえてくれた、ゆうえんち。おとうさんとおかあさんと、いっしょにきたかったけど、そういったら、またなぐられて、けられるから、ひとりできた。ゆうえんちは、ひろくてくらかった。どこがたのしいのかな？　っておもったけど。ぴかぴかひかるところにいったら、おおきなかがみのなかに、おにいちゃんがいてびっくりした。

　ドリームキャッスルの拷問部屋を探すぞ！　と無理矢理連れられた挙げ句、突き飛ばされて嫌々立ち入り禁止区域に入るはめになった。
　一本道をしばらく行くと倉庫みたいな地下室があったので、中の様子を伺う。
　とても拷問部屋とは思えなかったけど、一応、一通り内部確認してから、まだ探すのかと後ろを振り返って尋ねたけど……先刻まで後ろで騒いでいた皆は、いなかった。
　また、置いていかれた。
　何時もの、いじめだ。
　どうせ戻っては来ないけど、念の為、しばらく地上の出口で待っていよう……。

　

その選択、本当に自分の意思ですか？

父親の仕事の都合で 東京から 田舎の村にやって来た
自然が綺麗で 感動する親子三人
だが その村では 恐ろしい出来事が 起こっていた

鏡の中から彼女が視ている。いつだって、どこでだって。

アキラ君は異質性を放っている。ある時期から彼は変わった。気にしないように努めていたのだけど、ある日僕は鏡像人間という都市伝説を知って…

廃案となった遊園地…
この場で起こる奇妙な現象はたった一組の家族の出来事に関わっていた。

精神が狂ってしまう母親。
全てを受け入れようとする父親。
捜査したくても捜査できない警察。

全ての謎が解き明かされる時に訪れるのは希望かそれとも絶望か…