「火のないところに煙は立つ。むしろ、煙が火を起こすことさえある。それが噂ってもんですよね？」
遊園地の仮オープンに行ったおれと、亀川と、月波の三人はアクアツアーに一人ずつ入っていく。実際のところ、そこで何を見たのかなんて、本人以外にはわかりようがないのだ。

裏野ドリームランド。
数年前に廃園になったこの遊園地には奇妙な噂が存在する。
曰く、『毎月月末の深夜、遊園地に大量の着ぐるみの群れが出現する』だそうだ。
着ぐるみ達は何をしているのか。何のために廃園になった遊園地に集まっているのか。真相は分からない。
とある雑誌の新人ライターである俺はその謎を解明するべく、裏野ドリームランドに潜入した。
そこでは普通の遊園地と同じ光景が繰り広げられており、謎は深まるばかり。
裏野ドリームランド。その噂の真相とは……？

「リアル脱出ゲーム行こうぜ！」友人のそんなお誘いに乗り、チケットを受け取ったその瞬間。怪奇譚の幕は上がる。
廃園となった今も尚、暗い噂が飛ぶ『裏野ドリームランド』
そこで催される筈だったイベントは、誰にも予想だにしない方向へと走り出した。
主催者も、参加者もいない。ただ不気味に稼働する死んだ筈の遊園地に、オカルト好きな大学生二人は半ば巻き込まれる形で迷い込んだのだが……。

予想外の洗礼。迫り来る悪意。それらに翻弄されながらも脱出方法を模索する二人は、そこで奇妙な集団と邂逅する。
果たしてこの遊園地で何が起きているのか。
日常に戻るため。消えた友人を探すため。然り気無く知的好奇心を満たしつつ。オカルト大好きな大学生カップルが今日も行く――。

　普通の会話をしていた草山　勇(くさやまゆう)だったが、ひょんなことから裏野ドリームランドに自分を含めた合計七人のおかしな男女がその遊園地に行くのだが……。

奇妙な遊園地。

今も昔も変わらずに。

起こることは奇妙なことばかり。

今回は水族館の話です。

廃墟遊園地のコスプレイベントにバイトとして参加してみたら
とんでもなかったけど、若干予想してた、でも最後は、、、

「鏡に閉じ込められる」なんて、ただの怪談だと思っていた。まさかこの私が閉じ込められるなんて。それも数年間も。……ふざけんな！！
――廃園となった遊園地のミラーハウスで、鏡に閉じ込められた手野 響子。ぐだぐだ過ごす彼女の元に、ある日「噂」の調査に来たという不思議な少年が現れる。響子はとある目的のため彼に近付くが、彼もまた一筋縄ではいかないタイプだった！
　気の強い女子大生（in鏡）と捻くれた男子高校生の、とある数日の騙し合い。
（全11話完結済み）（『束ね鬼怪奇譚』の番外編ですが、この作品で完結してます）

近くの廃遊園地のメリーゴーラウンドには、いじめを苦に自殺した少女の幽霊が出る。そんな情報をネットで仕入れた高校生の相田たちは、クラスでいじめのターゲットにしている柳を伴って、現場検証に乗り出した。
　廃遊園地でいつものように柳をいじめて、退屈な日々のうっぷん晴らしをする……そんな軽い気持ちだった彼らに、信じられないような恐怖が待ち受けていた。

■【ホラー/全６話＋おまけ】■「ここから出して……」暗闇の中で、声が聞こえる。小学生ぐらいの女の子の、擦れた声。疲れきった様な、もはや諦めているかの様な、心配な声。あなたは……？◇『夏のホラー２０１７～悪夢の遊園地へようこそ!～』企画参加作品。

夏ホラー2017の投稿作品です。

キャンプ中に失踪した新、凛、伊織という3人の少年少女たち
子供たちを探して、伊織の姉である詩織とともに駆け出した主人公の奏太

共に走る詩織から語られた廃遊園地の話
胸騒ぎから急いで三人を追った先で起こった出来事とは
そこで出会ったマスコットはいったい誰なのか――

夏のホラー2017の参加作品です

廃園となった遊園地。しかもアトラクションのうちの一つだけ。ここでの仕事なんて楽なものだ。

廃園となった遊園地、裏野ドリームランド。今は取り壊され想い出の存在となったその場所に、夢世界の囚われ人となった稲垣いずみ。
彼女を救うべく『夢夜叉』卑弥呼は、いずみの想い出を喰らう夢魔と対決する。

　夏になると、絶対言い出す奴が居るのはなんでだろうな。

　飛鳥は懐中電灯を手に、その錆びた大きな門の前に立っていた。

　五年前に廃園になった遊園地、裏野ドリームランドで、小学六年のときの同窓会を兼ねて、肝試しをやることになったのだ。

　飛鳥は高校も同じ、麻生由真と共に回ることになったのだが、由真は言う。

　自分たちは二人ではないと。

　実は、飛鳥は廃園前のこの遊園地で、ある霊と出会い、そのままその霊にとり憑かれていたのだ。

　二人と一霊で、怪しいウワサの多い廃遊園地を回ることになった由真たちだが――。

「魔法のiらんど」にも掲載しました。

　「小説家になろう」様公式企画［夏のホラー2017］参加作品。
　それは、友人の唐突な一言から始まった。廃園となった遊園地に蠢くモノとは一体――……？
　

裏野ドリームランドという遊園地があった。すでにつぶれて久しいが、そこには都市伝説となった様々なうわさがあった。その調査と夏の会談番組のため、俺は手野テレビのサブディレクターとして、かかわることとなった。

これは裏野ドリームランドに迷い込んだアナタを謎の男――巡――が案内するお話

巡の正体は何なのか？そして、『お客様』であるアナタは何者なのか？

「謎に包まれたこの裏野ドリームランドの噂や様々な謎と共に真実を追い求めていくこのアトラクション巡り」

――是非、そちらのアナタもいらして下さいね？

「裏野ドリームランド」二十年前に閉園された遊園地のウワサ。時とともに風化しつつあったウワサもインターネットの普及とネット配信によって、若い世代に受け継がれ細い糸が物語を紡ぎ出す。森多音羽(モリタトワ)と山懸周防(ヤマカケスオウ)は誘われて花火大会の夜、廃園にやって来た。

この小説を分類するならモダンホラーとダークファンタジーを足して二で割った感じになると思います。

前半はゆるーく進みます。

よろしくお願いします。

「炎夏のかげろう」から「夜半の夏(よはのなつ)、果てのかげろう」にタイトル変更しました。

　裏野ドリームランドの不思議な世界へ。


　＿＿皆さんを、ご招待にあがります。

裏野ドリームランドの解体作業をしていた俺は、忘れ物をしてしまい、解体作業の休みの日にそれをとりにいくことにした。さすがに一人で行くことは大の男でも怖かったので、大学時代、心霊現象などに強いと言われていた榊という男を呼び出して、一緒についてきてもらうことにした。